
未来の地球を子供達のために・・・
自然冷媒ガス導入におけるQ&A
R443Aとは?また、その特性は?
A1:炭化水素を用いた混合の自然冷媒ガスです。CO2破壊係数はゼロはもちろん温暖化係数も3と非常に地球環境に優しい冷媒ガスです。また、R22やR410Aなどと比べて低圧で粒子が大きいので従来のガス量の1/3~1/2の充填量で15%~40%の節電が可能です。今後、フロンガスはもちろん代替えフロンも使用しない方向で全世界が動いております。それに代わる冷媒ガスのひとつとなっります。また、R32と同様微燃性のガスです。詳しくは、パンフレットなどでご確認ください。
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冷房時にしか効果はないのですか?
ガスの使用は暖房時にも必要なので、冷暖房ともに効果があります。
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消費電力量が下がらない場合はどうなりますか?
工事の入れ替え直前と入れ替え直後に電流値を測定・比較し、削減率が15%に満たない場合は、冷媒ガスを施工前の元の状態にお戻し致します。原状回復に伴う費用は一切頂きません。
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店舗ごとで削減効果が異なるのはなぜでしょうか?
各店舗様では使用している空調機メーカーや機種が異なりますので一律に同じ削減効果が期待できるわけではありません。また、導入前の冷房ガスの種類によって削減効果が異なります。そのほかにも、実際の使用条件(気温、湿度等の気候条件やデマンドコントロールの有無や空調運転時間の差など運転条件)が異なりますので、同じ機器を使用しても削減効果に差(統計的なばらつき)は出ます。
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本当に効果があるか確認してから導入できる?
はい。弊社はテスト導入制度を設けております。1台または1店舗、まず自然冷媒ガスを導入できます。その施工の際に導入前と導入後での電流値で比較してから残りを導入することが可能です。
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どんな工事内容になりますか?また工期はどのくらいかかりますか?
工事内容は室外機を開け、既存のガスを全て抜き取ります。室外機単位の工事ですので、空調を全て止める必要はありません。抜き取った後、自然冷媒ガスを充填し、室内の吹き出し口で温度調節をして完了です。目安として、既存冷媒ガス5kgの室外機の場合2~3時間ぐらいです。設備環境や天候により入れ替え手順や時間が異なる場合があります。
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導入後に故障することはありますか?
過去に施工した冷媒ガス導入工事で、冷媒ガスが原因で空調機器の不具合が出た事例はありません。冷媒ガス施工が適正に行われている限り、冷媒ガスが原因で本体が故障することはありません。但し、機器や配管などの老朽化で、本体の冷房能力が低下するなど、二次的な故障の原因になることはあり得ます。
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導入後に故障した場合はどうするの?
施工に関しましては、各工事業社の方で、工事保険に必ず加盟しておりますので、冷媒ガスの施工に伴う問題が発生した場合は保険での対応が可能です。また、施工1年間は施工による問題の場合は保証致します。但し、工事完了後に冷媒ガス以外の原因、例えば老朽化等の原因での故障等は、有償での対応とさせていただきます。
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メンテナンスがは今まで通りのメンテナンス会社で大丈夫でしょうか?
メーカーや管理会社によっては自社指定の冷媒しか保証やメンテナンスを提供しない場合もあります。その場合は、弊社の管理サービス体制の下で原則として同条件(保守費用範囲)で保守管理を継続させて頂きます。また、お客様の保守契約は任意ですが、保守契約の有無に関わらず、弊社のサービスネットワークで必要な修理・、維持管理は全国対応させて頂きます。
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R443aを入れた場合はメーカー保証が効かなくなるのではないか?
メーカーにもよりますが、メーカー保証が効かなくなることはあります。メーカー保障期間内(通常の無償は1年間)は、古い機種よりも節電効果が少ないものもあり、自然冷媒ガスの導入はおすすめしておりません。但し、お客様の同意のもと導入することは可能です。
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